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北海道 ニセコ高原の ペンション カントリー イン ミルキーハウス オーナーのブログ。 ただ泊まるだけじゃおもしろくない、北国の感動を分けてあげる。  HP本編は、 http://www.niseko-milky.com

ニセコ-ブログ


北海道大学とニセコのつながりは、深い。 北大の山スキー部は、五色温泉の自炊棟で合宿して2~3週間山ごもりしてた伝統があり、山好きな教員や、教授達は、頻繁にニセコ通いしていた。
 中には、グループで山の家(別荘)を山麓に所有する猛者がいたり、学校が休みになる1月、2月は、仲間で山小屋に泊まりに来る先生達も多かった。
 厳冬期の平日は、暇な日が多かったので 連泊で来られるお客様は、大歓迎した。食事も念を入れて、薪ストーブもふんだんに燃やして 歓待した。
 長い学校の冬休みを使って 余裕を持ってスキーを楽しむのが,学職関係者の特権。カード遊びに誘われ、毎晩、降りしきる雪の夜遅くまで 熱く過ごしたりしました。
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 その中でも 北大出身、野幌にある酪農学園の三田先生のゼミ合宿は、群を抜くメチャクチャさだった。当時のミルキーハウスのマネージャーが、先生のゼミの出身だということもあって ゼミの卒業旅行がミルキーハウスで行われた。夜の飲み会の中で、宿泊客に向かって各自、卒論の発表会をするという 学生にとっては、ちょっと荒行かもしれないこの試練。
 三田先生がお元気なときから 十数年ほど続いた。

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 先生は、酒には、めっぽう強くて毎晩、若々しく燃え上がっていた。同宿の、可愛い女性の客さんに声をかけて 農業について、学校について、果てや人生、青春そして、先生がいつも「永遠のテーマである・・・」男女の問題について 深夜おそくまで議論が、繰り広げられた。時には、野外に飛び出したりもし 雪の中を走り回ったり大騒ぎしてた。
 
オーナーも、送迎バスを野幌まで出して 生徒が安上がりに来られるように頑張っていた。
ニセコの町まで来て、途中下車をして、酒やつまみの買い物をするんだが、先生の言うには、「出来るだけ 小さな地元の店で止めてくれ、地域の助けになれるから、、、」なんと優しい先生だ。先生は、たたき上げの共産党支持者だった。
 
 飲み会で、ごたごたになるにつれ、きれいなお姉さんや、東京から来た若い女子大学生に言葉をかけて、お酒を楽しんで 翌朝は、ゲレンデでデートしてた。
 やりたい放題の バイタリティーに満ちた教授 今はもういない。

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プロフィール

milky240

Author:milky240
北国の風土溢れるウッディーなつくり、北海道No1ペンション カントリー インミルキーハウスのblog。ただ泊まるだけじゃおもしろくない、田舎暮らしと、北海道のBIGなアウトドアーを体験できる、リゾートメニューをいろいろ提案しています。早朝の 「牧場ツアー」では、牧場見学・森のコンサートホールでアルプホルンのミニ・コンサート,野草のフラワーウオッチングなど、ニセコの旬の楽しみを案内いたします。

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